第五章あらすじ

マコトとカイトは『龍神』と『火神』になり、異世界に永住することになった。
異世界での生活に慣れ始めた頃、マコトはバビロニアの暗殺者・ビオに襲われてしまう。
そのことでトラウマを抱え、自分の無力さを痛感するマコト。
そして、カイトもまたマコトを守ることができず、後悔の念に苛まれる。

真の力を欲した二人に、シールドたちは『聖地』の話をする。
『神力』を使いこなすために神が修行する地、『聖地』。
双子はおよそ一年間に及ぶ『聖地』での修行を決意し、神都を発つ。

マコトとカイトが修行の末見出すものとは…
そして、双子が不在の間の、他の神々の様子は…

*ソフトな性描写や残酷描写もありますので、苦手な方はご注意ください*

用語集

*アッシリア帝国 =異次元世界の人間が統治する最大の国。
 人間が住む他の小国を経済的軍事的に支援し、掌握している。
*バビロニア帝国 =異次元世界の魔族が統治する国。
*第一区域 =ウィラ・ザ・ウィスプ。ソードたちの世界。
*第六区域 =マコトとカイトがいた世界。
*魔族 =妖怪や魔物のような異能者。
 人間のような容姿の者もいれば異形の者も存在する。
*扈従(こしょう) =主となる魔族と血の誓約を結んだ魔族。
 主の求めに応じてどこにいても主の下へ瞬時に転移できる。
*神都 =アッシリア帝国の首都。
*神 =『神魂』を体内に取り入れることによって世界を構成する要素を
 司る存在になった者。天神・地神・霊神・獣神・龍神・火神・
 雷神・風神・山神・氷神の十神が存在する。
*天使 =神の後光を浴びることによって、神の力の一部を与えられた者。
 アッシリア帝国の騎士や近衛兵は皆、天使。
*神子 =神から生まれた子。生まれながらにして親である神と同等の神力を持つ。
 千五百年前実在した神子が悪の化身と化し、世界滅亡の危機を招いた
 という史実からの戒めで、神が子を生すことは禁忌とされている。
 『忌み子』とも呼ばれる。双子の神子としての能力は封印されているはずだが…
*聖地 =それぞれの神に与えられた修行の地。
 その神魂の後継者しか立ち入ることが出来ない神聖な空間。

第五章キャラ紹介

茶苗 誠刀(サナエ マコト)

高校1年生。勉強は苦手だがスポーツ万能。第三章で龍神となる。
天真爛漫な性格だったが、ビオに襲われたせいでトラウマを背負う。
第四章でようやくランスに想いが伝わるが…
カイト

茶苗 詼刀(サナエ カイト)

高校1年生。運動は苦手だが頭脳明晰で冷静沈着。第三章で火神となる。
双子の妹であるマコトを守るために第二章途中まで男装していた。
ボウに好意を寄せるが、想いを受け入れられることはないと諦めている。
ソード

ソード・セレン

雷神でアッシリア帝国騎士団の団長。
魔将軍ピアの幻術によって妻・リーフが昏睡状態に陥り、
それ以来ピアに対して激しい憎悪と殺意を抱いている。
ランス

ランス・セレン

風神でアッシリア帝国近衛隊の隊長代理。騎士団参謀総長でもある。
ソードの異母兄。幼くして親を亡くし、異母妹弟4人を一人で養ってきた。
マコトのことを何かと気遣うが、その真意は…
アックス

アックス・キセノン

獣神でアッシリア帝国刑部卿。隠密部隊総司令官も兼任しているが、
そちらの肩書きはトップシークレット。頑固で真面目な性格。
少年期にトライアという魔族を体内に封印した影響で瞳や体毛が赤い。
ダガー

ダガー・レパ・ド・テルル・プランプトリー

霊神でアッシリア帝国神祇伯。治癒・防御能力に長ける。
青年期、重い病を患う妹の治療費を稼ぐため、傭兵をしていた。
温厚な性格だが、あまり本心を見せない。
ボウ

ボウ・ヴラド・クリプトン

山神。魔族でありながらアッシリア帝国神都に住まう。
現在の姿は幼体で、長年本来の姿である成体にはなっていないらしい。
先代天神・ベルと恋仲だったと神都内で噂されている。
ビオ

ビオラマルク・アーマノン

バビロニア帝国特別暗殺部隊の小隊長から大将軍=四大魔将軍に昇格。
過激派勢力の筆頭である左大臣ミハエル・アーマノンの一人息子。
マコトに対して異様な執着心を見せる。
ピア

ピア・ノウトーリアス

バビロニア帝国軍大将軍=四大魔将軍。『幻術師』の異名を持つ。
かつて愛した人間に裏切られ両脚を失ったが、二神降臨を機に両脚の復元を
決意する。治療期間中遂行するよう、サクから託された任務とは…
サク

サク・スフォルツァンド

バビロニア帝国軍大将軍=四大魔将軍。『扈従の王』の異名を持つ。
過激派の動きに敏感になっている。
バビロニアの行く末を案じて、犬猿の仲のピアをも巻き込んで暗躍する。